株主優待を上手に活用!

株主優待はどういう仕組みなの?

株主優待とは、株主に対して自社製品やサービスなどを提供する仕組みです。
配当金は利益を分配するという概念で行われますが、そうではなくて広告宣伝という位置づけで行われています。
各企業が独自に制度を定めていますから、株主優待のない企業もありますし、ある企業もその方法は異なります。
多くの場合には最低単位が定められていて、それだけの株式を保有していれば優待を受けることができます。

例えば、100株保有していれば優待を受けられるというように単位が決まっているのですが、その単位は取引をするときの売買単位と同じであることが多いです。
企業によっては、保有している株数によって優待の内容が変わることもあります。
100株の場合と1000株の場合とでは、1000株のほうが優れた優待を受けられることもあります。
このあたりは企業によって大きく異なります。

実際に株主優待を受けるためには、権利日に株式を保有している必要があります。
権利日の大引けの時点で株を保有していることが必要とされます。
ずっと保有している必要はなくて、その日の大引けに保有していればよいですから、権利日の大引けで買って、翌営業日の寄りで売っても優待を受けることができます。

株主優待を受けられることは、投資家にとっては魅力的ですが、企業にとってもメリットがあります。
企業は、安定した株主が多くいるほうが経営を安定させられます。
そのため、個人投資家に対して何らかの優遇をしたいと考えているのです。
株主優待を目当てにして株主になる人もいて、気に入った銘柄はずっと保有するということも珍しくはありません。
そのため、株主優待は企業にとって一定の効果を生み出していると言えるでしょう。

株主優待を上手に活用する方法

株主優待は株式を保有する人にとって見逃せないものとなりますが、これはただもらって懐に入れているだけで価値を生むわけではありません。
殆どの株主優待は使った時点で初めてメリットになるわけですから、受け取るのであれば事前に有効活用する方を考えておく必要があるのです。
ここでまず最初に出てくるのが「そもそも自分にとってメリットのある株主優待かどうかを見極める」ということです。
例えばコーヒーを飲めない人がコーヒーギフトをもらっても意味がありませんし、旅行の予定も出張の予定もない人が航空券の割引チケットをもらっても意味がありません。
事前にどの会社から何の株主優待がもらえるのかについてチェックしておき、自分にとってメリットのありそうなものを見極めておくことが重要です。
また「有効期限を確かめて使いそうなものは持ち歩く」ことも忘れないようにしましょう。
有効期限が切れてしまえばその株主優待を使うことはもうできなくなってしまいますし、使えそうなタイミングで家の引き出しの中に置いてきてしまったとなれば、やはり意味がありません。
有効期限が短いものは使えそうなタイミングが無いか考える、有効期限が長いものでも使うタイミングが多いのであれば普段から携帯するというようにするのが重要です。
そして最後に「使い道がないものは売る」ということも考えておくべきです。
これは株主優待の中でも特に割引券などが該当するのですが、こうした金券に該当するものは金券ショップで買い取ってもらうことが出来ます。
買取額は額面よりも低くなりますが、使わないものを持って有効期限を迎えれば結局利益はゼロ円です。
基本的には残りの有効期限が長い物の方が高く売れますので、必要が無いものは早めに売ってしまいましょう。
株式を買ったことでもらえた株主優待は無駄にせず、しっかり活用するようにしてください。

お得な株主優待の人気ランキング

株主優待を提供している企業はたくさんあります。
株主優待制度を設置することによって、投資家に会社のことをよく知ってもらったり、ファンになってもらうことができます。
株主優待では食品が貰える企業が人気ランキングで上位に名前を並べます。
食品を生産している会社の場合は自社製品を提供できますが、そうでない場合はお米を贈っている場合もあります。
映画の鑑賞券を提供しているような会社もあります。
株主優待検索をすると何がもらえるのか調べることができます。
株主優待を手に入れるに当たって、注意しなくてはならないことがあります。
それは中間決算、期末決算の月の権利付き最終日に株を保有しておかなくてはならないということです。
決して末日に所有していればいいというわけではありません。
優待カレンダーを確認するとその月の権利付き最終日がいつなのかを知ることができます。
曜日の並びによって何日になるかは変わってきます。
権利付き最終日はその月の末日の3営業日前となっています。
たった1日でもその日に株を保有していれば株主になりますし、配当や優待を得ることができます。
ただし翌日は配当分が株価から減算されることが多くありますので、株の値下がりには気をつけなくてはなりません。
株主優待はあくまでも株主に対する還元ですので、会社の業績次第ではなくなってしまうこともあります。
株を購入するからには優待だけでなく、業績にも目を向けておく必要があります。
業績は各会社のIR情報で得ることができます。
また決算月は会社によって異なります。多くの会社は9月が中間、3月が期末となっています。
この月には株を購入する人、売却する人が多くなります。
優待を貰えたとしても損失を出してしまっては意味がないので、売買のタイミングを選ぶことは大切です。
そのためにも、株主優待を探せるサイトを上手に利用しましょう。
■株を始める人はここを見て勉強しましょう
株初心者
■安心な投資顧問の選択を
投資顧問の活用法